肌が敏感でニキビができていると、日焼け止めですら刺激になってニキビを悪化させてしまうことってないですか?紫外線はニキビの悪化や原因になるとは分かっていても、それを防ぐための日焼け止めも塗れない…私も悩んだ時期がありました。
いろんな日焼け止めを塗ってようやく自分の肌に合った日焼け止めを見つけることができましたが、それを見つけるまで肌に合わないものをいくつも使ってきたんです。
ニキビに悩んだ私がどのようにして自分の肌に合う日焼け止めを見つけたのか、選び方のポイントなどを紹介したいと思います。
この記事は
☑ニキビ肌の日焼け止めの選び方を知りたい
☑ニキビ肌でも使える日焼け止めが知りたい
☑シーンに合わせて紫外線をしっかりカットできるものや肌に優しいものなどを使い分けたい
という方にオススメです。
そもそもニキビ肌に日焼け止めは必ず必要なのか
「日焼け止めがニキビの原因になっちゃうなら、塗らない方がいいんじゃない?」と、ニキビがひどかった時は私も思ったことがありました。
でもレジャーなどで紫外線をたくさん浴びた日には、必ずと言っていいほどニキビがいくつも出来てしまっていたんです。
紫外線がニキビの原因となる理由は、紫外線を浴びた肌がダメージを防ごうとし、肌の角質が肥厚していくから。それから、紫外線を浴びた肌の内面が乾燥することも原因に挙げられます。
紫外線はニキビの大敵。外に出かける時、特に長時間紫外線を浴びる可能性があるレジャーの時なんかは、日焼け止めは必ず塗った方がいいと言えます。
日焼け止めでニキビが悪化してしまうのはナゼ?
日焼け止めを塗るとニキビが悪化してしまう…原因は日焼け止めが肌に合っていないからです。
自分の体質に合った日焼け止めを見つけることができれば、当たり前ですが日焼け止めでニキビが悪化することはありません。
ニキビ肌の人が日焼け止めを選ぶときに気を付けたいポイント
日焼け止めと言っても、商品によってSPFやPA、成分も様々。肌に刺激のないものを選ぶのはもちろんですが、ニキビ肌の私が実際に色んな商品を試してみて感じた選び方のポイントを紹介していきますね。
テクスチャを比較する
ニキビ肌の場合、最も重視して選びたいポイントが、付け心地です。
重い付け心地のクリームタイプなどは、時間が経つとべたついてニキビの部分が不快になってきたり、厚く塗り過ぎるとニキビ部分が炎症を起こしたりすることも。乳液タイプやジェルタイプでも伸びが悪いものだと、必要以上に厚く塗ってしまったり、肌に伸ばす時に刺激に感じることもあります。
ニキビ肌にオススメなのは、乳液タイプでもサラッとした付け心地で伸びがいい商品。
また、スプレータイプも肌に直接触れなくても使えるし、メイクの上に塗り直したい時にも使える、顔にも薄く均一に付けられるので、ニキビができていても使いやすく、オススメです。
テクスチャは店頭のサンプルで手の甲や腕に伸ばしてみて、いくつかの商品を徹底的に比較してみること。サラサラして伸びが良く、時間が経っても崩れないかどうかにもポイントを置いて比較します。
汗や皮脂に強い日焼け止め
これは使う人の肌質によるところもありますが、私は汗や皮脂につよいウォータープルーフタイプの方がニキビ肌でも使いやすいような気がしています。
石鹸で簡単に落とせるタイプの方が肌には低刺激と言われていますが、夏なんかは汗で流れてしまい、汗と日焼け止めが混ざってベタベタに…それが逆にニキビの炎症に繋がってしまったんです。
それよりも、汗をかいても崩れにくいウォータープルーフタイプの方がサラサラ感が続いて、汗をかいてもタオルやハンカチでさっと拭ける。できてしまっているニキビの刺激にはほとんどならなかったように思います。
ただし、ウォータープルーフタイプは落ちにくいので、毛穴を詰まらせる原因になることも。使った日はクレンジングをしっかり行う必要があります。また毎日使っていると肌にも負担がかかってしまうので、時々お休みの日を設けること。その点は注意が必要です。
敏感肌にも使える低刺激の日焼け止め
紫外線をカットするのも大事ですが、外に出ない日や肌の調子が悪い時はSPFやPAを押さえた低刺激の日焼け止めを使うのがいいです。
日焼け止めを低刺激にした分、外に出かけなければならない場合は帽子や日よけ傘、サングラス、可能ならマスクでカバーしたりと、なるべく紫外線を浴びないような工夫をしてください。
ファンデーションや下地などのベースメイクのアイテムにも紫外線をカットできるアイテムがあるので、それらを併用しながら紫外線からなるべく身を守るようにします。
日焼け止めの成分に注目
アルコール、防腐剤(パラベン)、鉱物油、香料、着色料などが入っている日焼け止めは、それらの成分が肌の負担になります。成分にも注目してみて、それらが入っていない日焼け止めを探してみるのも方法です。
ニキビ肌の私が実際に愛用中!オススメ日焼け止め3選
これらをポイントに置いて、私が実際に使っているオススメの日焼け止めをランキング形式で3つピックアップしてみました。
3位 KOSE コーセー サンカット 日焼け止め 透明 スプレー 無香料 60g SPF50+ PA++++
スプレータイプの日焼け止めは種類がいくつかありますが、値段の割に優秀で何度かリピ買いした日焼け止め。朝イチのケアで取り入れるのではなく、日焼け止めの塗り直しをしたいけどメイクをしている時の塗り直し用に使っています。
使用感もサラっとしていてニキビができていても負担をかけないような使い心地が気に入っています。顔だけでなく、髪や頭皮の紫外線カットにも使えるのが便利!
ただし、スプレータイプは使った時に気を付けないとむせてしまうというのが気になります。あとは、ムラなく塗れるといっても、顔に直接塗るわけはないので、ケアとしてはちょと心もとなさもかんじてしまいます。あくまで顔に使うなら、日焼け止めの塗り直しとしてオススメです。
2位 2E(ドゥーエ) ベビープラス BABY PLUS UVプロテクトミルク 30ML(SPF20・PA++)
低刺激の日焼け止めって、私の肌に合うものがなかなか見つけられなかったんです。肌に優しいはずなんですが、かゆくなるものが多くて。そんな時、子どもの皮膚科のお医者さんが子ども用にオススメしてくれたこちらの日焼け止めに出会いました。
さらっとしていて伸びがよく、時間が経ってもギトギトしない。SPFもPAも高すぎないし、石鹸で洗い流せます。子ども用の日焼け止めって伸びが悪かったりかなり白くなったりということもあるんですが、この日焼け止めはソレもないのがありがたい。
ノンケミカル処方(紫外線吸収剤無添加)で、肌にも優しい。汗で多少流れますが、ハンカチでさっとふき取れば肌もサラっとしています。普段使いにとっても便利。
ただし販売しているのが、皮膚科や小児科などの近くにある調剤薬局やネットでしか見かけたことがありません。その点がネックかな?
1位 アリィー エクストラUVパーフェクト 60ml 日焼け止め SPF50+/PA++++
乳液タイプの日焼け止め。付け心地がとにかくサラっとしていて伸びがかなり良く、赤く炎症をおこしているニキビに塗っても表面がギトギトしません。スーパーウォータープルーフタイプで汗や皮脂、水にとにかく強い!崩れないから汗がニキビに触れてもかゆくなったりすることもありません。
香料・パラベンフリーなうえ、保湿成分も配合しているそう。気になる落ちや毛穴のつまりですが、クレンジングをしっかり行えば肌残りも気になりません。
私個人の使った感想ですが、他の商品と比べても紫外線のカット力もかなりあると実感していて、とにかく焼けません。
SPFやPAが強いので、敏感肌の人には合わないという方もいるかもしれませんが、ニキビができていても使いやすく、紫外線からもしっかり守ってくれるのでオススメです。
今年の夏はしっかり日焼け対策をしてニキビを予防しよう!
日焼け止めはニキビを悪化させてしまうこともありますが、自分の肌に合っている日焼け止めを見つけることができれば、紫外線から肌を守ってニキビの発生を防いでくれる頼もしい存在です。
実際にニキビ肌の私がいろいろ試して、やっとたどり着いた3つの日焼け止めも紹介しましたが、それらも使う人の肌質によっては合わないこともあるかもしれません。
- ニキビ肌には乳液タイプで伸びが良く、サラッとした付けごこちの日焼け止めがオススメ
- 汗や皮脂に強い日焼け止めの方が、汗をかいた時に混ざらなくてできてしまったニキビの負担にはなりにくい
- SPFやPAがあまり強くなく、肌への負担が少ない日焼け止めと使い分ける
- アルコール、防腐剤(パラベン)、鉱物油、香料、着色料などの成分が入っていないか注目
私が日焼け止めを選ぶときは、以上のことに気を付けています。これらのポイントに考慮しながら、自分に合った日焼け止めを見つけ、今年の夏は紫外線ニキビをしっかり予防しましょう!
